ニンニクのサビ病対策。ニンニクに赤サビ病が発症したらどうします?

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予防していてもサビ病になりやすい、ここ一番のサビ病治療対策

 

ニンニクに赤サビ病がでました。2月から苦土石灰散布、有機石灰散布、草木灰散布をしていましたが、3月中旬の小雨続きで低温の一週間が影響したかもしれません。早急に対策しないとタマネギやネギに伝染します。

では、赤サビ病拡散を防ぐには何が一番効果があるのでしょうか。 赤サビ病はニンニク、ネギ、タマネギなどのネギか野菜に伝染します。しかも伝染拡大スピードは速い。早めに対処しないと手遅れになります。

赤サビ病は始め、葉にオレンジの斑点が現れ、次第に葉全体に広がって葉を枯らします。葉で広がる間に胞子を飛ばして風によって病菌が拡散されます。感染力が強く瞬く間に周囲のニンニク、玉ねぎに伝染します。感染すると葉が光合成できなくなって最終的に株が枯れます。 サビ病になると治癒は難しいですが拡散進行を止めることは可能です。

改めて石灰や草木灰散布より効果的なのは殺菌剤です。殺菌剤も予防的殺菌剤と治療的殺菌剤がありますので、治療的殺菌剤散布にします。具体的にはアミスター、シグナムなどがいいとされます。今回はシグナムを1500倍希釈で散布しました。過去赤サビ病になったニンニクにシグナムを治療的殺菌剤として散布して拡散進行が止まりました。赤サビ病に罹ったニンニクは成長が止まっていましたが拡散が止まって赤サビ病にならなかったニンニクはまともに収穫できました。赤サビ病には殺菌剤が有効だと思います。