玉ねぎの止め肥

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玉ねぎの止め肥。玉ねぎの最後の追肥になる止め肥。

タイミングが遅れると収穫に大きく影響します。タマネギ栽培の最後の重要ポイントが止め肥です。2/24

 

玉ねぎの追肥で最後の追肥になる止め肥。これまでの追肥のやり方はいろいろでも、止め肥だけは時期を間違えない、時期を遅らせないことが必要です。 玉ねぎは収穫時には肥料が切れた状態で収穫するのが味も保存性も向上します。そのために必要なのが、玉ねぎの最後の肥料となるのが止め肥です。早生玉ねぎでは2月末か3月初め、中生晩生玉ねぎでは3月末か4月初めに止め肥をします。これ以降は玉ねぎに肥料を与えてはいけません。根から吸い上げる肥料が切れると葉や茎に合った栄養を玉に戻して葉が枯れ、茎が折れます。葉が枯れて茎が折れた玉ねぎになっていることが収穫くOKのサインです。止め肥が遅れる、または止め肥をしないと収穫の時期になっても青々してまだ成長し続けます。玉ねぎ栽培の最後の重要ポイントがこの止め肥です。

タマネギ最後の追肥になる肥止め(止め肥)。2月下旬は早生玉葱に最後の肥料をあげる時期になります。この最後の肥料(止め肥)以降は4月初旬の収穫まで肥料はやりません。やらないほうがいいのではなく、やってはいけないのです。 止め肥は化成肥料がいいです。追肥して20日ほどで肥料効果が切れます。根から吸収する肥料が切れると葉や茎にあった栄養がタマネギの玉に蓄えられます。栄養がなくなった玉ねぎの葉が枯れ、茎が折れます、この状態が収穫には最適です。葉や茎に栄養がなくなることがタマネギの病気を防ぎ、保存性もよくなります。収穫期になってまだ元気に青々して肥料が効いている状態は良くありません。収穫期なのにまだ青々と元気な玉ねぎは収穫しても甘さが乗らず、腐りやすくなります。収穫期には葉や茎にあった栄養を根に戻して枯れた状態,、これがベストです。 止め肥に化成肥料にする理由はここにあります。この止め肥で鶏糞のような有機肥料を与えると、効き始めるまでの20日、その後50日は肥料効果が持続しますので、肥料が効いている最中に収穫になります。化成肥料だと効果はほぼ15日なので、3月半ばには肥料が切れます。4月上旬の新玉ねぎ収穫時期には、肥料が切れて茎が折れ、甘い玉葱になります。ここでは早生の玉ねぎの例で、2月いっぱいに止め肥をお勧めしていますが、極早生なら2月半ばに止め肥が終わっていなければなりません。中生は一月遅れの3月下旬までに止め肥をして、5月初旬の収穫になります。玉ねぎの味と保存性は止め肥にかかっています。