鶏糞は使いすぎるとヤバイことになる

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安くて肥料効果も安定した鶏糞。しかし、使いすぎるとまずいことになります。
肥料袋に書かれていないから気づかない、鶏糞の危なさとは!

 

牛糞と鶏糞の違い。菜園に肥料としてよく使うのが牛糞と鶏糞。牛糞は筒をフカフカにして微生物を増やすため、鶏糞は野菜の栄養としての肥料です。

ホームセンターの発酵鶏糞は安い。それに窒素3% リン酸5%、カリウム2%と、比較的バランスよく野菜の三大栄養素が含まれています。

成分が肥料袋に表示してあるから安心。安くて栄養たっぷりなら、どんどん野菜にあげて大きく、おいしくなってもらおうと思いますね。 ところがそれが落とし穴になっているかも知れません。鶏糞の肥料袋に書いてあるのは窒素、リン酸、カリウムの割合だけですが、実はカルシウム(石灰分)が想像以上の16%と多量に含まれています。

鶏糞に16%もの石灰が含まれている、ご存じでしたか?袋に書いてないから気が付きませんよね。栽培指南書にも鶏糞のやりすぎに注意しましょうとは書いてありますが16%も石灰分があるとは書いてありません。

知らずに使うから鶏糞の多量の石灰分によって土はpHが高くなります。さらに教科書どおりに苦土石灰や有機石灰を加えて追肥にも鶏糞を加えていると、知らないうちにカルシウム過多の畑になってしまっています。カルシウム過多は根の吸収力を弱め、。マグネシウム欠乏、リン酸欠乏、カルシウム欠乏を引き起こします。

カルシウムが多すぎてカルシウム欠乏になるんです。多量に含まれていることを知らないから、鶏糞の石灰がヤバイです。