オルトラン赤袋と青袋の成分の違い
GFオルトランとオルトランDX
オルトラン粒剤には二つのオルトランがあり適用害虫、適用作物が違うのをご存じですか?
いきなりですが、食べる野菜にはGFオルトラン、食べない草花にはオルトランDXの使い分けをおすすめします。
オルトランDXにはネオニコチノイド系殺虫成分が加えられています。 赤いパッケージのGFオルトランと青いパッケージのオルトランDX。どちらも植穴処理と株元散布になります。ほぼ一週間で植物に浸透し、葉や茎をかじった害虫、汁を吸った害虫を駆除します。効果持続はおよそ30日です。 使い方や効き方はほぼ同じですが、適用害虫、適用作物が違います。
GFオルトランはアセフェートという有機リン系の殺虫剤、オルトランDXはアセフェートにクロチアニジンというネオニコチノイド系殺虫成分が加えられています。オルトランが50年のロングランのため、アセフェートに耐性を持つ害虫もいるようです。そこで殺虫効果に定評あるアセフェートにクロチアニジンを加えて殺虫成分を強化したのがオルトランDX です。これによりGFでは効果が薄いとされた、根をかじるコガネムシの幼虫にも殺虫効果があります。言い換えればオルトランDXは取扱注意でもあります。ネオニコチノイド系殺虫成分については世界的なミツバチ減少の原因ではないかとも疑われており、人体への影響もまだ解明されていないとも言えます。よって、食べる野菜にはGFオルトラン、食べない草花にはDXと書きましたのはこのためです。 #害虫駆除 #オルトランDX
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